移動費の節約もでき、朝から観光ができたり、お金や時間的な面で色々メリットもある夜行バスの旅。
その反面で、夜に移動する不安や女性一人で乗って安全なの?という心配もあるかもしれません。
ここでは初めて夜行バスに乗る女性に向けて、バス選びのポイントや移動時間をより安心安全に過ごすするためのポイントなどをご紹介していきます。
女性の夜行バスの旅は安全?一人旅でも大丈夫?
これは、夜行バスを検討する時に心配になるポイントだと思います。
結論から言うと、女性一人でも安全に乗ることはでき、必要以上に不安になることはないです。
私が初めて一人で夜行バスに乗ったときにも、夜に一人、慣れた場所から遠くの場所に向かうという不安、長時間バスに乗れるかという不安、隣の席にどんな人が乗ってくるのかという不安、色んな不安がありました。
そんな中でも、そもそも女性が一人で乗って大丈夫なのかという不安が大きかったですが、実際に乗ってみると、バス会社側でも色んな対策や仕組みがあったりもすることも分かりました。
予約の段階から上手に仕組みを活用したり、自身でも色んな面から工夫や対策をして行くことで、不安や心配も軽減できます。
女性の一人旅、夜行バスを選ぶ際に気を付けるポイントは?
夜行バスを選ぶ際のポイントとして、席の配置、女性への配慮の2点はかなり重要になってきます。
上記の2点を押さえた上で、初めての夜行バスではリクライニングやカーテンなどの座席周り、トイレの有無、コンセント・Wi-Fiのなどの設備面も確認しておくと良いと思うので、その辺りまで含めて紹介していきます。
席の配置
一人で行く場合に特に気になるのは、隣の座席ですよね。
友達との旅行などであれば、一緒に並びで座れたり、友達が近くにいるという安心感がありますが、一人だと知らない人がお隣に座るかも?と考えると、少し緊張するかもしれません。
夜行バスの席の配置は、4列シート、3列シートの2タイプが多いです。
4列シートの場合、通路を挟んで2席ずつの形です。
3列シートの場合は、2つのタイプがあり、通路を挟んで2席と1席のタイプ、もしくは1席ずつの間に通路がある、3列独立のタイプがあります。
この3列シートの1席側か独立タイプであれば、隣にも気を遣わずに過ごしやすいと思います。
行き先や運行のバス会社によって、席のタイプにも違いがあるのでこの辺りは最初にしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
独立タイプの場合、少しお値段もアップしますが、安心感も大きいかと思います。
リーズナブルに行くなら4列シートで、女性を隣合わせにしてくれるバス会社を選ぶのも良いでしょう。
女性への配慮
多くの夜行バスでは、女性が一人で乗るということも前提にしています。
全席女性のみという女性専用のライナーがあったりもします。
女性専用のライナーならそれだけで安心感も大きいですね。ただ、専用ライナーは予約が埋まるのが早かったり、エリアによっては走ってないというところもあるかと思います。
専用ライナーでない場合でも、隣の席は同性としてくれたり、女性専用にエリアを区切ってカーテンが引かれていたりと、色々な形で配慮がされているバスが多いので、上記のような配慮がされているバスを選ぶといいですね。
女性専用エリアがあるバスには、車体自体のデザインが女性を意識していたり、メイク直しの鏡などがついているものもあるようなので、設備面で比較してみるのも良いかもしれません。
リクライニングやカーテンなどの座席周り
夜行バスは、長時間乗るので、座席のリクライニングや、カーテンなどの間仕切りがあるかないかなど、ちょっとしたことでも快適さが全然違ってきます。
倒れる角度違えど、夜行バスであれば、リクライニングがついているものが大半だと思います。倒す際に後ろの席の方のスペースに影響するものと、最大限に倒しても後ろの方のスペースには影響がないタイプがあります。後者のバスであれば、気にせず好きな角度にできて良いですね。
また、利用者の方が声かけしなくてもいいように最初から倒してくれているバスもありますし、運転手さんの指示で倒すタイミングを促してくれるバスなど倒すタイミングも様々あるようです。
自分のリクライニングが後ろの方にも影響する場合には、トイレ休憩のタイミングで起こしたり、少し角度を変えて後ろの方が移動しやすいように配慮などができれば、お互いにより快適に過ごせますね。
バスに寄りますが、席にはフットレストなどがついているものもありますので、窓側の方が立たれる際などはこちらも少し配慮が必要かもしれません。
また席の間にカーテンやドーム状のカバーがついているバスもあります。隣り合っていてもカーテンがあるだけでもだいぶ気楽です。
バスによって、色んな特色や工夫もあるので、乗車した際には色々使ってみるのもいいですね。
トイレの有無とトイレ休憩
夜行バスの中には、バス内にトイレがついているものとついていないものがあります。
トイレがついていないものは、数時間おきににサービスエリアにトイレ休憩で停車するので、その時間に合わせてトイレに行くことを想定しています。
トイレがついているバスでも、サービスエリアでトイレ休憩するバスもありますが、トイレ休憩がないものもあります。
途中で起きて降りるのが嫌な方などにはトイレつきのほうが合うかもしれませんし、バス内のトイレは狭かったり、動いている中で揺れたりすることもあるので、サービスエリアでのトイレの方が快適だという方もいらっしゃると思うので、気になる方は事前に確認しておくと良いと思います。
トイレ休憩で降りる際には、サービスエリアでの休憩時間をしっかりチェックして、出発時間を過ぎないように戻りましょう。
また、戻るときに似たようなバスが数台並んでいるということもあるので、降りた際に自分の利用しているバスの特徴やナンバーがわかるように写真に残しておくと良いと思います。
短時間の休憩ではありますが、車内だからと油断せずに、席を離れる際には貴重品は身につけておくようにしましょう。
コンセント・Wi-Fiのなどの設備面
長時間乗車する夜行バスなので、コンセントやWi-Fiの有無は気になりますよね。
運行会社やバスに寄っても違うので、これらはホームページなどで事前にチェックするようにしましょう。
コンセントは座席の少し下や、アームレスト付近などにあることが多いかと思います。Wi-Fiは、ドアポケットに案内が入っていたりするので、乗車したら座席周りを確認すると良いです。
またバスについていても、充電のスピードに時間がかかるケースやWi-Fiの電波が弱いといった例もちらほらあるようなので、心配な際にはモバイルバッテリーなどを一緒に持って乗車すると、より安心かもしれません。
より安心・安全な夜行バスの旅にするために
女性一人でも乗りやすくなるように、女性専用のライナーがあったり、バス自体にも色々な仕組みや工夫がされています。
それらを活用するのはもちろんのこと、自身でもできる対策はしっかりしておきましょう。
下記のように、ちょっとした対策で安全や安心を守ることができます。
- 露出の多い服を控えたり、肌が見えにくいようにブランケットをかける
- 寝ているときでも身の回りの貴重品は体から離さず持てるバックを持つ
- お金は分散して保管したり、大きな額を持ちすぎずなるべく到着先でおろすようにする
- 万が一に備えて防犯ブザーを持っておく
- 隣、前後の方と少し会話ができるなら話をしてみたり、お互いに気にかけ合う
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ホテル代が浮いて、朝から観光を楽しめるという夜行バスの旅。
初めて旅なると、不安やわからないこともあるかと思いますが、事前のリサーチや準備で、より良い移動の時間にできると良いですね。
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